【ミッドセンチュリー】
ミッドセンチュリーをそのまま訳すと「世紀の中間」となり、21世紀の中間である1950年代を中心に、その前後の1940年代や1960年代のことを指します。ミッドセンチュリーという言葉は著名なデザイナーや時の人が強調して使用していたように感じますが、特に誰かが唱えていたわけではありません。ミッドセンチュリーがこれほど注目を浴びる要因の一つには、類い希なる才能の持ち主が一同に集結した時代であるからです。 【スポンサード リンク】 ![]() ミッドセンチュリーの生まれた背景を探ってみるミッドセンチュリーが生まれた場所についてミッドセンチュリーでは才能溢れるデザイナーがさまざまな家具を世に生み出しています。現在でもインテリアとして大変人気の高い家具について紹介しましょう。 ヴェルナー・パントンのパントンチェア プラスチックチェアの特徴である流れるような曲線を最大限活かした椅子です。1960年頃にデザインされ、当時としては世界初であった完全一体型の椅子は画期的デザインとして注目を集めました。スタッキング(重ねること)ができるので収納についても考慮されています。 ジョージ・ネルソンのマシュマロソファー アイデアに境界線のなかったミッドセンチュリー時代を象徴するマシュマロソファー。デザインはポップアートと捉えられるほど、キュートで斬新です。一時期は生産コストが高すぎるため生産中止となりましたが、現在は復刻しています。 ミッドセンチュリーで活躍した才能ミッドセンチュリーに偶然彼らのような才能溢れる人材が集まったのか、それとも時代性により突然才能が開花したのか、いまとなっては窺い知ることはできません。チャールズ&レイ・イームズを中心に、ジョージ・ネルソン、イサム・ノグチ、エーロ・サーリネン、バックミンスター・フラー、ベン・シャーン、ジョージ・ナカシマなど、世界を舞台に活躍できる才能が、ミッドセンチュリーというこの時代に、デザインや家具製作において同様の考えを持ち合わせるという、強い絆の中で集結しました。彼らの共同製作はどれも革新的なモノばかりで、たとえばイームズとサーリネン共同製作により生み出されたオーガニックチェアーは、インテリア史上類を見ない一大ムーブメントとして、インテリア業界の土台となりました。 ミッドセンチュリーの開放的で自由な気質閉塞的だった時代から解放された1950年代は、経済のみならずアート、建築、デザインの世界に新たな風が吹き荒れました。ミッドセンチュリーの時代に似た現象にドイツのバウハウス時代がありますが、異質なモノと捉えることができます。バウハウスは教育による一貫した教えからくるデザインの発想でしたが、ミッドセンチュリーにおいては、アメリカという開放的で自由気質の高い国を舞台に生まれるデザインの発想ですので、根本的な意味合いに大きな違いが生じてきます。 アートやデザインにとどまらないミッドセンチュリーミッドセンチュリーはアート、建築やデザインだけではなく、ビリー・ワイルダーという映画監督、人気スターのマリリン・モンロー、野球界のスーパースターであるジョー・ディマジオなど、ミッドセンチュリーで活躍した著名人は数多くいます。 ミッドセンチュリーのインダストリアルデザインインダストリアルデザインとは工業デザインのことです。そして、ミッドセンチュリーにて大いに活躍したインダストリアルデザインの申し子、レイモンド・ローウィを外すわけにはいきません。彼の作品は誰もが一度は見たことのあるものでしょう。ペンシルバニア鉄道の機関車GG1、家電製品、ラッキーストライクやピースのパッケージ、スチュードベイカー(車)のデザインなど、これらは全てミッドセンチュリーに生み出された作品です。スチュードベイカーを見てわかるとおり、流線型で装飾性溢れるデザインは、ミッドセンチュリーを見事に象徴しております。 ミッドセンチュリー時代のクリエイティブな功績ミッドセンチュリー時代のように社会と商業とがお互いに密接し、連携をとってクリエイティブな世界に功績を残した時代はそうありません。時代背景のサポートがあったものの、殆ど偶然と言えるほど、才能とエネルギーを持った人々が集まり、競い合うように実力を発揮した時代がミッドセンチュリーといえるでしょう。 ミッドセンチュリーの代表的家具を紹介しましょうミッドセンチュリーでは才能溢れるデザイナーがさまざまな家具を世に生み出しています。現在でもインテリアとして大変人気の高い家具について紹介しましょう。 ヴェルナー・パントンのパントンチェアプラスチックチェアの特徴である流れるような曲線を最大限活かした椅子です。1960年頃にデザインされ、当時としては世界初であった完全一体型の椅子は画期的デザインとして注目を集めました。スタッキング(重ねること)ができるので収納についても考慮されています。 ジョージ・ネルソンのマシュマロソファーアイデアに境界線のなかったミッドセンチュリー時代を象徴するマシュマロソファー。デザインはポップアートと捉えられるほど、キュートで斬新です。一時期は生産コストが高すぎるため生産中止となりましたが、現在は復刻しています。 イサム・ノグチのノグチテーブルハーマンミラー社のデザイン担当者であったジョージ・ネルソンがイサム・ノグチに依頼して作ったテーブルです。1948年に発表されました。一時期廃盤にもなったりしましたが、復活しテープルの傑作品としてたくさんの人々に愛されています。テーブルの脚の接合部分が可動式になっているため、脚の開きの調節が可能です。収納に便利であり、デザインと機能性が調和したテーブルです。 ポール・ヘニングセンのスノーボールポール・ヘニングセンとはミッドセンチュリーを代表する照明デザイナー。複数のシェードを重ねることにより、光源のグレアを防ぎ、間接照明のような柔らかい光を演出しています。部屋全体が優しく照らすことのできる照明機器の傑作品です。 【スポンサード リンク】 |